2008年4月13日日曜日

クロスカントリー

自転車暦半年にして、無謀にも、サイクルモードエコクラシックの4時間MTBクロスカントリーマラソンに、ソロで参加してきた(^^;)

ツインリンクもてぎで行われるイベントなので、サーキット走行のレースにも興味はあったが、イベント系レースということと、サーキットというフラットなところに作られる施設内のオフロードレースなので、コースも大したことないだろうから、自分のクロスバイクでも走れるだろうと高を括って、自転車に乗り始めて最初のレースに選んでしまった…。

で。
ツインリンクもてぎは栃木県の山奥なので、ちょうど桜がきれいに満開(^.^)
天気は朝から晴れ、気温もあまり高くなく、スポーツイベントには最高かなと。

コースの下見は時間的に余裕がなく、ぶっつけ本番でいきなりスタート(-_-;
ローリングスタート方式で先導車がいなくなるまでは追い越し禁止だったのだが、知らないコースに未熟な技術、下りきった時点で前のライダーから離されること10秒前後…。
後続のみなさん、ごめんなさい(*- -)(*_ _)ペコリ

このコース、けっこうフラットなのではないかと思っていたのは大間違いで、スタートしていきなりダートの下り、それが終わったら今度はアスファルト の上り、続いて砂利道の上り、最後はアスファルトのゆるい上りと、高低差100m近くあって脚に優しくないし( ̄□ ̄;)

しかも下りは休めると思っていたら、前日までの雨で適度にぬかるんでいる路面と、ところどころむき出しになった木の根っこや大きめの石、段差のせいで、ちゃんと衝撃を吸収しながら走らないと飛ばされそうになるので、ここも休めない。
コースの一番底にあたる下り区間の終わりのジープロードでは、車の轍が細長い水溜りになっていて、周回の最初から自転車は泥だらけ(笑)
一応、水分補給はボトルにドリンクを用意していて、最後のゆるいアスファルトの上り区間で飲もうと思ったら、ボトルの飲み口も既に泥だらけ( ̄▽ ̄;)
そりゃ自転車に付けてればそうなるか…。
ちょっとじゃりじゃりしたけど、さすがに飲まないとやってられないので、そこは我慢する。
ま、これもMTB(本当はクロスバイク(^^;))の楽しさでもあるのかなとd(⌒ー⌒)

そんなこんなで最初の一周は、全く足をつかずに周回。
ハイテンションのおかげで、この時点でオーバーペースだということに全く気付かずに…(-_-;

二周めに入ると、下ったあとのアスファルトの上りで心臓の鼓動が速いことに気付いたので、ギアを軽くしてペースダウン…と思ったが、クロスバイクはMTBと根本的にギア比が違い、一番軽くしてもまだ心拍数を落とせない。
ひぃひぃ言いながらスタート地点に戻ってくると、早くも先頭の選手に抜かれてしまう始末(^^;)
ま、この方、キャノンデール所属のXCエリートライダー、山本和弘選手(http://www.yamamotokazuhiro.com/)なので、当たり前と言えば当たり前。
山本選手、結局23週で優勝されました(@o@)

そんなペースで走り続けること2時間ちょっと。
ちょうどレースが半分ほど終わった時点で積んでいたボトルが空になったので、予備のボトルとの交換を兼ねてちょっと休憩。
この時点でかなり脚に乳酸が溜まっていて、変な力の入れ方をすると攣りそうに(^^;)
ペース配分も何もないので、既に体力が底をついていたらしい。
残りの周回は、疲れとコンタクトレンズが片方取れたことによる遠近感の狂いで、下りの根っこで滑って転倒すること5回前後、上りでは脚が回らず、下りて押して行こうとすると脚が攣って動けなくなると、下りも上りもグダグダ ≧(´▽`)≦アハハハ
それでもなんとか終了時間は自転車の上で向かえることができて、ちょっと浸ってみたり(笑)

完走はしたものの、この時点での感想(シャレではないので念のため)は「しばらく自転車は乗りたくない」ヾ(- -;)

この頃には少し天気が悪くなっていて風が出て、さらに日も陰ってきて、半袖のTシャツにハーフパンツ態では寒い…((´д`)) ぶるぶる
桜も満開なんだから、考えたら当たり前…。

このあと完走証明書をもらって自分のリザルトを確認。
そう言えば何周したのか、途中からさっぱり覚えてなかったけど、結果は真ん中あたりp(*^-^*)q
…って、聞いたら16名しかエントリーしてなかったらしいし、何人かは出走してなかったみたいだが(6 ̄  ̄)ポリポリ
ま、人生初のレースでこの結果なら良しとしましょう。
さっきは乗りたくないと思ったくせに、もう「もう少し最後まで'まとも'に走りたかった」なんて考えてたりして(笑)

結果は散々、泥まみれ、えらく苦しい思いまでして、これを書いている時点で全身筋肉痛、両腕両脚に擦り傷があって風呂ではしみる、そんな状態にもかかわらず、あらためて自転車って面白いと思えてしまう。
正直、泥んこにはなるわ、こけて怪我するわ、苦しいわと、マイナスなことしか書けないので、こうまでして何で自転車が楽しいのか、説明は無理ヾ(--;)ぉぃぉぃ
でも、これだけ多くの人がはまって、大々的にレースも開催されるというだけでも、人を惹きつける何かがあるということなのだろう。

とにかく楽しい一日を満喫(^^)

2008年4月1日火曜日

桜並木の下に

近所に桜並木があります。
その下に広めの歩道があります。
ある靄のかかった朝、一気に散った桜の花びらの上に、自転車が通った数本の轍がありました。
その景色が頭から離れず、ブログのタイトルにしました。

たいそうなことを書くつもりはないですが、日々の生活の轍を残していけたら…と思います。