2009年3月21日土曜日

Salsa Pistola

3台めはSalsa(サルサ)のPistola(ピストラ)(・ω・)b
スチールのロードバイク。

去年、MasiのSpecialeとかSurly(サーリー)のCross Check(クロスチェック)に試乗したことがあったが、そのときにあらためて鉄は重い、重いけど作りによっては進むし面白い、と感じたことがあったので、その味の部分にしか期待していなかった。

が、このPistolaは、もちろんカーボンフレームやアルミフレームよりは重いのだろうが、クロモリとは思えないほど軽くできている。

乗り出してからすぐには加速しないが、重いという感じはしない。
上りも惰性で上っていく(笑)
細かい振動も伝わってこないし、ハンドリングはナチュラル、ダンシングも適度なタメがあって、筋肉の収縮速度が落ちてきた自分のようなライダーにはすごく向いている感じがした。
ただ、タメがあると言ってもフレームがしなるのを感じるほどではないので、横への剛性は高めだと思う。
もちろん、パワーのあるライダーが高回転で踏んでしまうと多少の空回り感がありそうな気もするが、逆に未熟なライダーのペダリング技術をフォローしてくれそうだ。

速い!って驚くようなバイクではなく、かと言って遅いわけでもない。
シャカリキになって踏むより、流して乗るのが向いているが、その気になればそこそこ速いのではないだろうか。
Salsaというブランド名からイメージするピリッとした走りではなく、どちらかというと辛味のない獅子唐のようなバイクだが、旨みはすごく詰まっている、そんな欲しくなる一台だった。

でも、価格はもうちょっと下げて…(^^;)

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